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Amȯn Tȯbin
Amȯn Tȯbin はブラジル生まれであるが成長期をイギリスで過ごし、1980年代にはヒップホップシーンで、また1990年代にはジャングル/ドラム/バスシーンで活動し、その後独特の音楽スタイルを確立した。初シングルはロンドンの98ar Records という小さいレーベルから出され、大ヒットとなった’Adventures in Foam’ は1996年にNinja Tune から出された。数年間は自身のサウンドの境界線を探りつつ数枚のアルバムをリリースし、’Foley Room (2007)’ と ‘ISAM (2011)’ で新たな作曲方法を模索した。Foley Roomではサウンドデザインとフィールドレコーディングに挑み、musique concrete発祥の地であるパリのGRM でパフォーマンスした。またカルトフィルム’Taxidermia’ やビデオゲーム ’blockbuster Splinter Cell: Chaos Theory’のオリジナルスコアも担当した。
2011年のアルバム ‘ISAM’ は”Invented Sound Applied to Music,” の頭文字のタイトルで、応用的合成加工テクニックと、伝統的なフィルムのサウンドデザインの手法を用い、電子音楽の作品制作やオーディオビジュアル・ パフォーマンスへの新しいアプローチを提示した。Wired, Rolling Stone, NPRなど多くのメディアに取り上げられ、ISAM はそのオーディオビジュアル・ パフォーマンスと初めて独創的にプロジェクション・マッピングをミュージック・パフォーマンスの取り入れた作品として知られる。観客はこのパフォーマンスをシドニーオペラハウス やパリのolympia からロンドンの Hammersmith、加えて国際的フェスティバル Sonar、MUTEK やMoogfest で体験できた。
Amȯn Tȯbin は電子音楽界のみならずKronos Quartet やDiplo とコラボレーションもしており、20年以上ジャンルに捉われない、この世代のエレクトロニック・アーティストとして活躍し続けている。
Class 12 レポート
・Amȯn Tȯbin の作品制作手法や方向性の新奇性について400 字程度で述べて下さい。
(注意事項)
この授業はオンデマンド形式で、全授業でレポート課題が出ます。レポートは評価の重要な要素ですので必ずMaNaBo で締め切りを確認しそれまでに提出して下さい。締め切り以降は提出されても未提出扱いになります。また単にコピーペーストのレポートは減点の対象になりますので呉々も気をつけて下さい。
提出は、word file で、タイトルは『class ○学籍番号、名前』とし、MaNaBo のレポート・フォルダーに提出して下さい。またレポート本文内にも『class ○学籍番号、名前』を入れて下さい。
質問はMaNaBo のメールを利用し、タイトルにクラス名を入れて下さい。